島の象徴でもある御岳(979m)は残念ながら今年もその頂点を雲に隠していたがいつの日かきっと拝めるものと思っている。
船は接岸し意気揚々と上陸する四人。
『ただいまぁ〜!帰ってきたゾ〜イ!』
港では大野さんが変わらぬ笑顔で迎えてくれた。
車を借りてとりあえず大野宅へ(約3分)。
お母さんにご挨拶、そして朝飯を頂きます。
なんとお昼の弁当まで作っていただいてます。本当にありがとう。
早速準備して磯へ向かいます。島の中心部、オオウナギの潜む小川沿いを登っていき東岸方向へ約30分程のドライブ。
道中、麓の高原では県の天然記念物トカラ馬にもご挨拶。
続いて”ナッシー”なる怪獣の潜むという御池(底無し沼)にも寄り道したりして(道を間違えただけ)、七ツ山海岸線を眼下に進み行くとまずはヤルセ灯台に到着した。
灯台下のセリ岬は藪漕ぎすること数分で磯にはい出れるが、この時点でもう汗だく。
通常ならかなり楽勝なアプローチなのだが・・・。多少のサラシがなんともそそられます。
まず迎えてくれたのはやはりアオウミガメ。ご愛嬌です。
とりあえずは青い奴と対面するべく皆でミノー、ジャークものを引き倒すのだが・・・
移動しながらかなり真面目に叩いてみるも、なかなか難しい状況であります。
各々散って攻めること小一時間くらいか、遥か遠くの岬でマリオ氏がカスミアジをゲットの様子。
『写真撮ってくれ〜』と手を振っています。
あまりに遠いので無視しました。ゴメンなさい(笑)
松本くんにもようやくカスミちゃん
その後、ポツポツとアタリだすものの今ひとつぱっとしない灯台下。
そしてこんなの。
最後に私にもカスミちゃん。
サクサクっとこの子たちを制覇してここを上がる予定だったのだがまさかの大苦戦を強いられてしまいました。
こういう時はとりあえず・・・「飯」でしょう、ひとまず・・・。
『水がウメ〜!』
生温い水を体に染み込ませます。そのあと冷えたのを一口。
弁当もたいらげ休憩を入れた後、「トトロの磯」へ移動。リュウキュウチクを100mほどかい潜って磯へ降ると足場のよい切り落しが広がります。GT獲るならここだ!ってところ。ん〜、出そうです。沖に浮かぶのは平瀬。
タックルをワンランク上げ、ポッピング開始。もちろん飽きたらミノーも引く。
いかに寄り道してトカラの海の様々な住人に逢えるかがキモ。GTに執着するのもいいけど、限られた滞在時間を笑顔で満喫したいのがこのワガママスタイル!
と・・・、松本くんの引いてたシンキングWORKSに足下まで追尾してきた黒い塊が食らいつく!
直後、赤い物干竿がバットからひん曲がった。
「ん〜、そっちへ行っちゃイヤ〜ン!」と叫んだ瞬間に・・・
そっちへ行っちゃいます。(笑)
残念。。。
「アレ?マリオさんが居ない!?」
見回すといつの間にやらワンドを回り込み対岸の岬に発見、そこから不気味なジェスチャーを繰り返しています。
両手を広げジュディ・オングばりのアクション。どうやら足下にデカイGTがうろついているらしいです。
それにしてもこのオサーン、体力が尋常じゃない。止めなきゃ何処まででも歩いて行くのです。そういやこないだのイカ釣りもそうだったし、先日のSALTY!誌の試合でもそうらしい。『目の届く範囲でお願いしま〜す!』なんて注意を受けたとか受けないとか(笑)
なかなか手強い人ゾ!
カスミちゃんもいまいちご機嫌ななめみたいだし一旦帰ろうや…。
そんなわけで帰路、こんな感じのオアシスに立ち寄り汗を拭った。
もと来た道を戻りながら陸の住人たちとも遭遇しました。キジやアカヒゲ、トカラヤギと…。さすがは『最後の秘境』
やはり寄り道は必要だな。。。
さて戻ったはいいが落日にはまだ数時間ある、大野宅前の浜にて更にキャストを繰り返す。しかしながら新たなお魚さんには巡り会えなかったな。西日が容赦なく肌を刺します。
続いては夜の段取り。外せないオプショナルを残しています。
スイカなどほうばりなりながらもしかるべきタックルを組み上げなくてはなるまい。
ノットを締める手もいつになく真剣であります。
そして晩飯。これが一番大事!
「うまかったなぁ…。」
ただただこの一言に尽きるッス。
なかなか手強い人ゾ!
あ〜、さてさて・・・
Tackle
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さてさて・・・・ はやく続きを・・・・
返信削除お疲れです!
返信削除内容濃いっすね!
続きが気になります…。
アップしました。
返信削除どうです?この青い世界。
GTなんて永遠に釣れん方がいいのかもしれません。(笑)