2007年、夏。もはや８月も終わろうとしている。ところで、長崎文化歴史博物館の特企展を観に行きたかったが、どうにも都合が付かない。「そんなに忙しいのか？」と言わないでほしい。海を渡らなくてはならない、一日がかりなのである。そこで、うちの女ども三人を代わりに送り込んだ。
シーボルトが、出島出入り絵師の川原慶賀に描かせ、オランダに持ち帰った精密な魚図。これを観たかった。
これらは日本の魚に関する最も重要な研究資料として、今もオランダのライデン国立自然史博物館に保管されているが、これまでまとまって公開されたことがなく、今回里帰りするはく製･慶賀図のほとんどが世界初公開ということ。子供向け展示解説などもあって、帰ってきたうちの女どもは口々に「感動した」と。
お土産にポストカードを貰った。
■期間2007年7月7日（土）〜9月2日（日）
■会場
3階企画展示室
■開館時間
8:30〜19:00（最終入館18:30）
■休館日
7月17日(火)、8月21日(火)
現物が展示されてるんですねぇ。滅多にそんなの見れませんね。でもなかなか海を渡らないでいいとこに来ませんしねぇ。
返信削除ネットであれば京大電子図書館で見れます。ここには他にもなかなか面白い資料が満載です。
検索ではなかなか辿りつきにくいんで下にリンクを張っておきます。高画質画像が閲覧できますので、ＰＣ上で細かなとこまで鑑賞できます。ちょっとトリミングして、壁紙とかスライドショーに使うと楽しいかも。
日本動物誌 Fauna Japonica
スゲッ！さすが京大ですね〜。
返信削除上に貼ってあるポストカードのモンガラカワハギは左頭ですけど、日本動物誌では右頭なんですよね。同じ絵だとは思うんだけど、図鑑を意識してポストカードは左頭に反転したんでしょうかねぇ。
返信削除って、あら？ タグが効いてないのかな？ クリックしても飛びませんねぇ・・・
念のため、タグ無しでアドレスを書いておきましょう。
＜京大電子図書館＞
http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/minds.html
＜日本動物誌 Fauna Japonica＞
http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/b02/pisces.html
それなんですが、イシダイはカードでは右向きなんですよ。ということは・・・（笑
返信削除おっと・・・、モンガラはディテールを見ると同じ絵ではないですね。
返信削除おっと、言われて改めて比較してみると、モンガラカワハギは確かに別モノのようですねぇ。基本の模様は全く同じように見えますけど、背鰭の立ち方とか細かい部分で微妙に違いますね。
返信削除原本が何種類かあるのか、日本動物誌の方はオリジナルを模写したとか？？
ナゾだ(笑)
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