そもそもビックリマン高田との出会いは、2008年のヒッシングショーだった。
ドラマ「Drゼラ☆診療所」50枚限定DVDを片手に、チョッパー帽で会場に現れた彼は当時中学生。
2007年末の第四話クリスマススペシャルプレゼントに応募し、運良く当選したため、ゼラがサイン入りでバラ撒いた、あのDVDを持っていたというものだ。
突如として小川平のもとへ駆け寄って来たというビックリマン高田。その映像が…
怪しい。実に怪しい。
ツール・ド・フランス※よりも、下手したら怪しい。
しかしそんなことはどうでもいい。
来てしまったものは仕方がない。
後は島が決めることだ。
我々は釣れたら祝福するし、釣れなければまた来るしかない(笑)
まあ、そういう作戦?だ。
二日目の朝はベタナギだった。
何かとローテンションのまま朝から何ヵ所かまわってみたのだが、満潮へ近づくに連れ戦意を喪失。
仕方なく港でイカでも釣って和む。
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ちっちゃいのがポロポロっと釣れたので、のんびり漁港巡りでもした。
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午後、思いつきでマイコーに電話を入れてみた。
「何処か釣れるとこないかな〜?」なんて聞いてみると…
「アレ?釣れてないんですか?アハハハ、一昨日は釣れましたよ。この潮位ならね、〇〇と〇〇ですね。釣れますよ。」と、自信満々の解答。
「そ、それじゃちょっと頼むよ〜」…「すぐ行きます!」
…ってことで来てもらう事になった。
…なっちゃった。
数分後、河口でお茶を濁す我々の元へ、缶コーヒーの差し入れを持った欠落園マイコーが登場。
「どっちがヨカですか?」
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「ウプッ!」・・・ビックリマン何故か吹く。
そして、遠くで稼働する風力発電の風車を指さし、マイコーがこう言うのです。
「あんだけ回ってんだからアソコですねっ!」
んん?…かなり安易な理由付けに戸惑いながらも、言われるままに風車下の磯へ迎う。
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先導するマイコー車、何故か猛スピード。何を焦っているのか…、とにかく速い!
我々が少し遅れて到着するとマイコーは既に着替え終えそうな勢い。
…そして一言。
「凪ですね〜。」
・・・いや、そう思ってたんだが…。
「釣れますかね〜?」
・・・。
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「ウプッ!」・・・ビックリマン何故か吹く。
マイコー、ビックリマンの2人で周辺を隈なく叩いてみるのだが…
あっ、帰ってきた!
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残念ながらノーバイトらしい。
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ん〜っ、キビシィ!
・・・今回、島はビックリマンに試練を与えるようだ。
何かブツブツ言ってるビックリマン。
・・・「えーっと、どうしたらええかな」「えーっと、どうしよっかな」をリピート。
落ち着け!ビックリマン!焦ってもしょうがない。
とりあえず、お土産用に中村ツヤを買い出しに行き、不要な荷物を先発で送り返すことにする。
直ぐに帰れる準備を済ませて、夜を待って「作戦その2」に移行した。
【作戦その2】「いいか、よく聞け。これはシーズン1の最終章だ!行くぜ!」
「・・・はい!」
潮が上がるまでは難航を極めるも、めげずに果敢に攻めるワンダーボーイ・ビックリマン高田。
…そしてついに五島ヒラを手中におさめる時がっ!
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「きた〜っ!」
ついに五島ヒラをまるごとゲッツ!
・・・「えーっと、どうしたらええかな」「えーっと、どうしよっかな」をリピート。