兎追ひし かの山小鮒(こぶな)釣りし かの川夢は今も めぐりて忘れがたき 故郷(ふるさと)如何(いか)にいます 父母恙(つつが)なしや 友がき雨に風に つけても思ひ出(い)づる 故郷志(こころざし)を はたしていつの日にか 帰らん山は靑き 故郷水は淸き 故郷
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